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タケエイ、福島県で木質バイオマス発電事業 植物工場への熱供給も検討

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タケエイ、福島県で木質バイオマス発電事業 植物工場への熱供給も検討

タケエイ(東京都港区)は、2019年頃から福島県田村市において、一般木材や間伐材などを燃料とする木質バイオマス発電事業を開始する。

売上額は年間12~14億円

事業予定地は、福島県田村市大越町上大越字後原(田村市産業団地内)の予定。出力規模は約6,800kW。これは一般家庭の一月当たりの消費電力を300kWhとした場合、約15,000世帯分に相当する。総事業費は35億円程度。発電機等は未定。

なお、同事業実施のため、タケエイは出資100%の子会社「株式会社田村バイオマスエナジー」を設立し、同地域での木質バイオマス発電事業運営を行う。資本金は1000万円。

同事業は2019年頃に稼働が予定されている。開業2年目には年間12~14億円前後の売上が見込まれている。

地産地消型の循環エネルギーを目指す

同事業で燃料に使用する一般木材や間伐材などの未利用材は、長期間にわたり地元の森林素材生産事業から供給を受ける予定。切り出された木材は、木材チップ製造業者を中心に燃料用のチップに加工される。その後、田村バイオマスが燃料用に仕入れ、発電し、固定価格買取制度(FIT)等を活用し売電する。

発電した電気は、小売電気事業者や東北電力に売電する予定であり、主に発電地域での利用を促進する。このことでより進んだ地産地消型エネルギー実現に向けて、今後も、地元の小売電気事業者の設立を目指す。

なお、事業化にあたっては、地域の活性化及び雇用創出に関わる助成金等の申請も検討している。

植物工場への熱供給も検討中

同社グループでは、事業の新たな柱として木質バイオマス発電事業に積極的に取り組んでいる。第1号となる「株式会社津軽バイオマスエナジー」(青森県平川市)は、2015年12月より売電を開始し、順調に稼働している。また、「株式会社花巻バイオマスエナジー」(岩手県花巻市)では、2016年12月頃の稼働を目指して、現在設置工事中である。

今回設立する田村バイオマスは、同社グループ3例目の木質バイオマス発電プロジェクト。実施地である福島県田村市は、阿武隈高原中部に位置する自然豊かな地域であり、木質バイオマス発電の燃料となる間伐材の安定供給に適している。

今後は、エネルギーの地産地消だけでなく、発電された電気や熱を有効活用するため、植物工場を建設し農産物を生産、安定的に市場に供給するとともに、地元の雇用にも貢献できる取り組みについても検討している。

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