東北電力は10日、首都圏において4月1日から家庭向けに電気の販売を開始すると発表した。家庭向け電力の販売への参入では、電力多消費世帯向けプランが目立つ中、毎月の電気使用量が標準的な家庭を対象に、現在の東京電力の電気料金よりお得になるプランを用意した。
契約電流30A、月平均使用電力量300kWhのモデルケースでは、東京電力の「従量電灯B」と比べて、年間約2,300円、お得になると試算している。
そのほかに、会員制Webサービスの加入し、サービスを利用するとポイントが付与される。会員登録初年度は、電気料金をWebで確認すること等で、年間1,200ポイントが貯めることができる。ポイントサービスでは、復興支援のための寄付などにも活用できることもアピールする。
本プランの申し込みの受付は、3月11日より同社ホームページにて開始した。
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