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無電化地域を照らす電源不要の街路灯 曲げられる太陽電池+LED照明+蓄電池

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無電化地域を照らす電源不要の街路灯 曲げられる太陽電池+LED照明+蓄電池

オーエス(大阪府大阪市)は、太陽光発電シートLED街灯蓄電池を組み合わせた街灯セット「TerraSerdeストリートライト」を開発した。全国の防犯対策や事故防止対策として、無電化地域の対策ツールとして販売する。

曇りの日が続いても40時間点灯できる

ストリートライト概念図

電柱などに太陽光発電シートを巻き付けて使用する

この製品は、日没や曇天などで太陽光発電シートが発電しなくなると、自動的にLED街灯が点灯するため、照度センサーが不要。設置後すぐに利用することができる。

ガラス基板型の太陽光発電パネルなら破損するような衝撃にも耐えられるよう、曲げや衝撃に強いアモルファス太陽光発電シートを採用し、電柱などに太陽光発電シートを巻き付けて使用する。また、地面からの反射光も利用できるよう、表面に特殊な加工を施している。

バッテリーの性能は、もし曇りの日が続き、日照時間が少なった場合でも、まったくチャージできない状態で40時間(8時間点灯で5日間)の点灯が可能だ。

同社では、電気の引き込み線がない路地裏の照明として、登山道の入り口などの電気のきていない場所やハイキングコースの照明として、あるいは設置の簡便性から短期的なイベントの照明としての利用を想定している。

製品構成は「16W-12Vソーラーシート」、「バッテリー収納ボックス」、「LED街灯」の3点。希望小売価格はオープン価格だが、税別20万円前後を想定する。

太陽光発電シートの材質はアモルファスシリコン、最大出力は16W。寸法は横幅280mm、縦幅1337mm。厚みは2mmほどだ。バッテリーの容量は228Wh(10時間値)で、約40時間ほど(8時間×5日)の不日照点灯能力を確保している。

ナイジェリア向けの開発を改良し日本仕様に

オーエスは2015年、ナイジェリアへのODA(政府開発援助)活動で、電気が通っていないインフラ地域に、夜間でも安心して道を歩けるよう太陽光発電シートを用いた街路灯を提供している。

今回発売された製品は、当初、同社がアフリカ(ナイジェリア)の無電化地域の街路照明として開発していたが、四季の温度変化や多雨の日本風土を考慮し、改良したものになる。

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