種子島に新型のバイオ燃料生産システム 廃食用油を効率的に利用

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完成した装置の写真(左:燃料製造装置、右:樹脂再生装置)
完成した装置の写真(左:燃料製造装置、右:樹脂再生装置)

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、10月31日、エプシロン(東京都中央区)と東北大学、こすも(鹿児島県熊毛郡)が、簡便な操作で高純度脂肪酸エステルを製造できるバイオディーゼル製造システムを確立したと発表した。また、種子島の西之表市にこのシステムを設置し、地域から回収する廃食用油を使った地域密着型バイオ燃料生産システムの本格的な実証を開始する。

現行の、多くのアルカリ触媒を用いたバイオディーゼル製造現場では諸々の課題を抱える。具体的な問題点は下記の通り。

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