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中部電力にOCCTOが指導 ミスで需要調達計画・発電販売計画を少ない値で提出

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中部電力にOCCTOが指導 ミスで需要調達計画・発電販売計画を少ない値で提出

中部電力は21日、計画値同時同量制度に基づいて、11月3日に電力広域的運営推進機関(OCCTO)へ提出した需要調達計画等、および発電販売計画等において、システム操作手順を誤り、実際の計画値より過少な値を提出し、同機関より指導を受けたと発表した。

同社は、こうした不適切な業務処理が発生することがないよう、計画提出システムの改修、チェック体制の強化、本業務に対する社員の再教育等の再発防止策を取りまとめ報告した。なお、今回の計画の誤提出は、電力の安定供給に影響を与えるものではないと説明している。

最大で93%も本来の値と乖離

2016年4月からの電力小売全面自由化の開始に伴い導入された計画値同時同量制度は、需要計画と実需給における需要実績、および発電計画と実需給における発電実績を30分単位で一致するよう調整する制度。これに基づき、同社は、OCCTOへ日々の需要調達計画等(小売電気事業者が策定する電気の需要・調達・販売計画)および発電販売計画等(発電事業者等が策定する電気の発電・調達・販売計画)を提出している。

同社は、11月3日(0~11時の間)の本提出にあたり、システム操作手順を誤り、実際より過少な値の需要調達計画と発電販売計画を提出した。誤った需要調達計画の本来の値とのかい離率は最大93%だった。これを踏まえた発電の販売計画は発電計画と調達計画の合計値に合致していなかった。

本件について、同社はOCCTOから「需要調達計画等及び発電販売計画等の誤提出について(指導)」を受領した。OCCTOは、ヒューマンエラーに加えて、システム面や組織管理面の歯止めがなかったことが重なって発生したと指摘。システム改善・体制強化を確実に実施し、現時点で未実施の対策については、完了次第、その結果を報告すること、また業務全般について、同様の事象が発生することのないよう網羅的な点検を行い、完了次第、その結果を報告することを求めた。

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