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東レ、燃料電池電極基材の生産設備を新設 水素社会の需要拡大に対応

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「CLARITY FUEL CELL」外観

同社のカーボンペーパー

東レ(東京都中央区)は22日、愛媛工場(愛媛県伊予郡松前町)において、燃料電池スタックの電極基材用カーボンペーパーの大型生産設備を新設し、将来の需要増に対応すると公表した。完成は2018年5月の予定だ。

同社の愛媛工場は敷地面積約86万平方メートル、愛媛県の海沿いに立地している。同社は現在、複数の顧客と燃料電池スタックへのカーボンペーパーの適用に向けて取り組んでおり、開発が順調に進んでいる。そこで、同社の滋賀事業場の約5倍の生産能力を持つ設備を、新たに愛媛工場に導入し、同製品を効率的に生産する予定だ。

「CLARITY FUEL CELL」外観

「CLARITY FUEL CELL」外観

燃料電池スタックの電極基材用カーボンペーパーは、同社が30年来開発を継続してきたもので、ガス拡散性、耐久性などが評価され2014年12月に発売されたトヨタの燃料電池車(FCV)「MIRAI(ミライ)」、2016年3月に発売された本田技研工業のFCV「CLARITY FUEL CELL(クラリティ フューエル セル)」に採用されている。

同社は、国内外自動車メーカー各社が2020年ごろをめどに販売する次世代モデルFCV開発が本格化していることや、また、定置型燃料電池やフォークリフト向けといった他用途の需要の伸びが期待されることから、電極基材用カーボンペーパーの生産量を大幅に増強し、水素社会の需要拡大に対応していく構えだ。

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