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2016年に輸出入された「廃棄物」 輸出は増加、輸入は減少

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環境省は5月26日、「廃棄物の処理および清掃に関する法律」(廃棄物処理法)に基づく廃棄物の輸出入に関して、2016年1月から12月までの実施状況について取りまとめ公表した。

廃棄物処理法では、廃棄物を輸出・輸入しようとする者は、環境大臣による輸出入の確認を受け、同大臣に輸出入量等を報告することとされている。同省は、廃棄物の輸出入の実施状況について、毎年取りまとめて公表している。

2016年の廃棄物の輸出

輸出報告のあった廃棄物の品目は、すべて石炭灰だった。輸出の相手国・地域は韓国・香港であり、すべてセメント製造における粘土代替原料・混和材としての利用を目的とするものだった。

環境大臣が輸出確認を行った廃棄物の輸出は46件(輸出確認証または輸入許可証の返却があったものを除く)で、その輸出確認量は3,166,589トンだった。(2015年は42件、2,943,538トン)。

また、輸出確認を得たもののうち、実際に輸出され処分が完了したものとして報告された量は1,366,316トンだった(2015年に輸出確認・輸入許可を得て、2016年に輸出入報告が行われたものを含む、2015年は1,377,758トン)。

廃棄物の輸出確認制度施行以降の輸出確認や輸出報告量の推移は、下記の通り。

廃棄物の輸出確認量、輸出確認件数、輸出報告量の推移

廃棄物の輸出確認量、輸出確認件数、輸出報告量の推移
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2016年における廃棄物の輸入

輸入報告のあった廃棄物の品目は廃乾電池、ヨウ素含有廃触媒など。輸入の相手国・地域は台湾、韓国などであり、ほぼすべて資源回収を目的とするものだった。

環境大臣が輸入許可を行った廃棄物の輸入は7件(輸出確認証・輸入許可証の返却があったものを除く)で、その輸入許可量は5,424トンだった(2015年は7件、5,987トン)。

また、輸入許可を得たもののうち、実際に輸入され処分が終了したものとして報告された量は1,522トンだった(2015年に輸出確認または輸入許可を得て、2016年に輸出入報告が行われたものを含む、2015年は2,060トン)。

廃棄物の輸入許可量、輸入許可件数、輸入報告量の推移

廃棄物の輸入許可量、輸入許可件数、輸入報告量の推移
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2016年の廃棄物処理法に基づく行政処分は0件

また、2016年の廃棄物処理法基づく行政処分の状況は、報告徴収0件(2015年は1件)、措置命令は前年に引き続き0件だった。

なお、同省は、廃棄物の輸出入を行いたい事業者に向け、その概要を示すパンフレット「廃棄物等の輸出入の規制について」を発行している。

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