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海上輸送モーダルシフトでCO2を70%削減 国交省、優良事業者を表彰

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海上輸送モーダルシフトでCO2を70%削減 国交省、優良事業者を表彰

「エコシップマーク」ロゴ

国土交通省は7月3日、海上輸送へのモーダルシフトでCO2を大幅削減した荷主20社と物流事業者17社、合計37社を表彰すると発表した。

この「エコシップ・モーダルシフト優良事業者表彰」は、「エコシップマーク認定事業者」の中から、モーダルシフトにより総貨物量の30%以上を海上輸送で行い、CO2を15%以上削減するなど、環境負荷低減に特に貢献したと認められる優良事業者を表彰するもの。

たとえば、滋賀県から東北向けの貨物輸送において、新たに仙台港近郊に貨物の仮置き場を設置し、そこから二次配送する体制を構築することで、名古屋港~仙台港間のフェリーによる輸送を行い、CO2を約70%削減した事業者などが表彰された。

その他の表彰された優良事業の例は、下記のとおり。

味噌の輸送

群馬県邑楽郡から北海道札幌市向けに、新潟港~小樽港間のフェリー航路を利用。全輸送量の68.9%にあたる約112万トンキロを海上輸送で行い、CO2の53.1%削減を達成。

生花の輸送

大阪府泉南市から北海道札幌市向けに、舞鶴港~小樽港間のフェリー航路を利用。全輸送量の63.2%にあたる約51万トンキロを海上輸送で行い、CO2の71.2%削減を達成。

産業廃棄物の輸送

神奈川県横浜市から福岡県京都郡向けに、横浜港~門司港間のコンテナ船航路を利用。全輸送量の100%にあたる約15万トンキロを海上輸送で行い、CO2の77.4%削減を達成。

エコシップマーク使用例

エコシップマーク使用例

表彰式は、7月6日(木)11時から、海運クラブ303・304会議室(東京都千代田区)にて行われる予定。

この優良事業者表彰は、2008年度から行われており、今年で9回目を迎えた。これまでに103の荷主、118の物流事業者が表彰されている。

なお、エコシップマーク認定事業者とは、フェリ-事業者やRORO船(車輌収納貨物船)、コンテナ船、自動車船事業者が参加する「エコシップ・モーダルシフト事業実行委員会」において、海上貨物輸送を一定割合以上利用してCO2削減に積極的に取り組んでいる荷主・物流事業者として選定された事業者のこと。

認定事業者は、「エコシップマーク」を商品、カタログ、車体などへ表示することにより、海上輸送を通じた環境対策に貢献する企業としてイメージアップを図ることができる。

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