兵庫県の火力発電所、設備更新キャンセル 関西の電力需要が減る見込みのため
電源開発(Jパワー/東京都中央区)は4月27日、兵庫県高砂市の高砂火力発電所(発電端出力50万kW/25万kW×2基)の「高砂火力発電所 新1・2号機設備更新計画」(リプレース計画)について、関西エリアの電力需要減少が見込まれることから、同計画を断念したと発表した。
同社は、このリプレース計画の事業環境・事業性の再評価を行った結果、関西エリアでは電力需要の減少が見込まれているため、当初の事業目的とした供給力増強という意義が損なわれていくと理由付けた。
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