気候変動で海水遡上、塩害が発生するベトナム　日本から土壌分析システムの実証

村田製作所（京都府長岡京市）は1月22日、農地の状態を可視化する土壌モニタリングシステムを活用したベトナム・メコンデルタ地域での実証実験を、ベトナム国立カントー（Can Tho）大学と協力して行い、農業の塩害対策を推進すると発表した。

今回の取り組みは、日本政府とベトナム政府間での農業の塩害対策事業に関するODA（政府開発援助）供与合意に基づくプロジェクト「持続可能な土壌利用に関する研究（Studies on sustainable soil uses）」によるもの。