温度変化で透明度が切り替わる液晶複合材料を開発 産総研など

  • 印刷
  • 共有
開発された熱応答型調光ガラス。左が低温時(約25℃)に透明、右が高温時(約50℃)に白濁した状態。30~40℃付近で透明と白濁が切り換わる。
開発された熱応答型調光ガラス。左が低温時(約25℃)に透明、右が高温時(約50℃)に白濁した状態。30~40℃付近で透明と白濁が切り換わる。

産業技術総合研究所(産総研/東京都千代田区)と神戸市立工業高等専門学校(神戸高専/兵庫県神戸市)大阪有機化学工業(大阪府大阪市)は9月30日、温度に応じて太陽光の透過光量を自律制御できる液晶複合材料を、共同開発したと発表した。

同材料は、室内への太陽光侵入量を電力無しで調整できる省エネ窓ガラスなどに応用でき、住宅や移動体などの暖冷房負荷を抑える省エネ部材として期待される。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事