廃食油を100%燃料化するボイラシステム 燃料費最大約65%削減、IBK

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※画像はイメージです
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IHIグループのIHI汎用ボイラ(IBK/東京都江東区)は10月7日、食品加工工場などで発生する廃食油を100%燃料として利用できる廃食油焚ボイラ「K-Tシリーズ」を組み込んだ新システムを開発し、本格販売を開始したと発表した。

この新システムでは、食品加工過程で発生した廃食油を、自社に設置した廃油清浄装置で全量清浄し、そのままボイラの燃料として再利用できる。同社は新たに燃料を購入するのに比べ、最大約65%のコスト削減が可能になると試算。廃食油をバイオマス燃料として再利用することにより、省資源化とCO2削減に貢献できるとしている。

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