廃タイヤを熱分解、タイヤ原料に再生 米ブリヂストン子会社が商用化

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画像はイメージです(© akiyoko /amanaimages PLUS)
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ブリヂストン(東京都中央区)は11月21日、米国子会社のブリヂストン アメリカス・インク(BSAM)が、廃タイヤを熱分解して回収した「再生カーボンブラック(RCB)」を使用したタイヤを商用化し、米国市場で販売していると公表した。

タイヤの原材料の一つであるカーボンブラックを、RCBで代替した。RCBとは廃タイヤの熱分解により製造されるリサイクルカーボンブラックのことで、米国で販売中の一部のタイヤには、BSAMと提携関係にある、デルタ エナジー グループ・エルエルシー社製のRCBが使用されている。同社のRCBは、新品のカーボンブラックと同等の性能でありながら、新品対比で製造時のCO2排出量を約81%削減できるという。

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