室蘭工業大と住友化学、廃プラスチックの新ケミカルリサイクル技術確立へ連携

室蘭工業大学(北海道室蘭市)と住友化学(東京都中央区)は3月5日、廃プラスチックを化学的に分解し、プラスチックなどの石油化学製品の原料として再利用する「ケミカルリサイクル技術」に関する共同研究を推進すると発表した。
この共同研究は、ゼオライト触媒を用いた廃プラスチックを任意のモノマーへ高選択率で分解する技術をベースに実施される。この技術は同大学大学院工学研究科の上道芳夫名誉教授、神田康晴准教授が開発。ケミカルリサイクルを効率的に実現する手法として注目されているという。
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