日本付近のCO2濃度、観測史上最高を更新 気象庁が発表

気象庁は3月24日、2019年(1月~12月)の観測結果の取りまとめを発表した。これによると、地上観測地点・観測船による北西太平洋域の洋上および航空機による日本の南東上空の濃度はいずれも観測史上最高を更新した。
気象庁は、地球温暖化の主要因である大気中の二酸化炭素濃度の観測を、日本を含む北西太平洋域の陸上・洋上・上空で立体的に行っている。今回は、2019年(1月~12月)における国内3地点の大気中二酸化炭素濃度の年平均値などを公表した。このなかで、同庁は二酸化炭素濃度が、過去数十万年間で前例のない濃度に達しており、今後も監視を続けていく必要があると指摘している。
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