環境省は4月14日、2018年度の日本の温室効果ガス総排出量(CO2換算)は12億4000万トンで、前年度比3.9%減となり、5年連続で減少したと発表した。1990年度に排出量の算定を開始して以降、過去29年で最少となり、また、実質GDP当たりの総排出量は2013年度以降6年連続で減少となった。
前年度と2013年度と比べて減少した要因として、電力の低炭素化に伴う電力由来のCO2排出量の減少や、省エネの進展・暖冬などエネルギー消費量の減少により、エネルギー起源のCO2排出量が減少したこと等をあげた。