三菱電機、パワーデバイス製作所の新製造拠点を開設　省エネ需要拡大等に対応

三菱電機（東京都千代田区）は6月11日、シャープ（大阪府堺市）から同社の福山事業所（広島県福山市）の一部の土地と建屋などを取得し、同社のパワー半導体製品の製造を担当する「パワーデバイス製作所」の新たな製造拠点を開設すると発表した。2021年11月に稼働を開始する予定。

投資金額は約200億円。これは土地・建屋・既存設備の取得、今後の設備投資を含む。新たな製造拠点は延床面積約46,500平方メートルで3階建て。生産品目はパワー半導体製品、用途はウエハプロセス工程。