ユーグレナ、燃料抽出残渣を活用したバイオマスプラスチックを開発

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(出所:ユーグレナ)
(出所:ユーグレナ)

ユーグレナ(東京都港区)は8月6日、バイオポリ上越(新潟県上越市)と共同で、微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)からバイオ燃料を抽出する際に発生する残渣を利用した、バイオマスプラスチックの開発に成功したことを発表した。

今回開発したのは、ユーグレナ特有の成分である多糖類「パラミロン粒子」を含有する複合体に関する特許技術を基に、ポリプロピレンとユーグレナ脂質抽出残渣を混錬し、均一に分散させたバイオマスの含有度50%のユーグレナ・ポリプロピレン複合体。100%化石燃料由来のポリプロピレンと比較すると、曲げ試験において、最大曲げ応力と弾性率の向上がみられ、強度と硬度が付与されたという。

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