日本郵船ら3社、アンモニア安定供給と外航船舶ゼロエミ化へ共同研究

日本郵船（東京都千代田区）、ジャパン マリンユナイテッド（神奈川県横浜市）、日本海事協会（東京都千代田区）の3社は8月6日、アンモニアを主燃料とする液化アンモニアガス運搬専用船（AFAGC）と浮体式アンモニア貯蔵再ガス化設備（A-FSRB）の実用化に向け、共同研究開発契約を締結した。

共同研究開発では、舶用燃料としてのアンモニアの活用に加え、アンモニアの大量輸送と供給の方法を確立し、国内電力会社が取り組む石炭火力発電所へのアンモニア混焼導入時のソリューションとなることを目指す。これにより、海事産業だけでなく、エネルギー産業の脱炭素化に大きく貢献することを見込んでいる。