
回転床式連続焙焼設備の写真(出所:太平洋セメント)
太平洋セメント(東京都文京区)は8月6日、大型リチウムイオン電池リサイクル事業の開始を発表した。
松田産業(東京都新宿区)と、太平洋セメント子会社の敦賀セメント(福井県敦賀市)の3社で、4月より開始した。
同社と松田産業は、セメント製造プロセスの特性を大型リチウムイオン電池の安全な熱処理と排ガス処理に応用すべく、2011年より共同で技術開発を開始。2017年3月には世界初となるセメント製造プロセスを活用したリチウムイオン電池の焙焼設備を敦賀セメントの工場構内に設置し、
全文は無料会員にログインしてお読みいただけます。
残り 65 %