独BASF、廃タイヤ由来の熱分解油を年最大4000t購入 再生原料に活用

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細断された廃タイヤ(出所:BASF)
細断された廃タイヤ(出所:BASF)

ドイツの化学大手BASF(独・ルートヴィヒスハーフェン・アム・ライン)は9月1日、廃タイヤの熱分解を専門とするハンガリーのテクノロジー企業New Energy(洪・ブダペスト)と、使用済みプラスチック廃棄物である廃タイヤ由来の熱分解油を、年間最大4,000トン購入する契約を締結したと発表した。

BASFは、New Energyから供給された熱分解油を、ドイツ ルートヴィッヒスハーフェンにある統合生産拠点(フェアブント)に投入し、化石資源の代替として製品の製造に使用する。パイロットフェーズでは、初回分の熱分解油を使用した最初の商用製品が製造され、2020年から市場に投入されている。

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