日立、イギリスの原子力発電所建設プロジェクトから撤退

日立製作所(東京都千代田区)は9月16日、2019年1月に凍結したイギリスでの新規原子力発電所建設プロジェクト(ホライズンプロジェクト)事業運営からの撤退を決定したと発表した。プロジェクト凍結から20カ月が経過し、新型コロナウイルス感染拡大の影響などにより投資環境が厳しさを増していることも考慮し、撤退する判断に至ったとしている。
同プロジェクトは、イギリスにおける原子力事業の展開と、英国政府のエネルギー政策への貢献、さらに日本の原子力産業を支える事業基盤の維持・強化を図る目的で、UK ABWR(ABWR(改良型沸騰水型原子炉)をもとにイギリスの環境に適合させた原子炉)2基を用いて開発を進めてきた。
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