世界最大6.2kWの熱エネルギーを無電力で輸送 ループヒートパイプ開発

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(出所:NEDO)
(出所:NEDO)

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は10月29日、未利用熱エネルギー革新的活用技術研究組合(TherMAT)、名古屋大学とともに、世界最大6.2kWの熱エネルギーを無電力で輸送できるループヒートパイプを開発したことを発表した。

開発したループヒートパイプは、大量の熱輸送を可能にするため、蒸発器構造をボックス構造に改良。さらに凝縮器の最適化を図ることで、安定した動作を可能にした。今後、自動車のエンジンや工場からの排熱利用、電気自動車やデータセンターの機器類の熱マネジメント、大型発熱機器の冷却などへの適用を図り、抜本的な省エネルギー化を目指す。

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