昭和産業、鹿島工場で石炭→都市ガスに燃料転換 グループ排出量2割減

  • 印刷
  • 共有
鹿島工場(出所:昭和産業)
鹿島工場(出所:昭和産業)

昭和産業(東京都千代田区)は、11月24日、鹿島工場(茨城県神栖市)コージェネレーション設備の燃料転換工事の実施を決定した。約5億円を投じ、同設備の燃料を「石炭」から「都市ガス」にシフト、石炭の使用は廃止する。これによって、グループ全体のCO2排出量を約20%削減する。燃料転換工事は2021年9月完成予定。

鹿島工場は、敷地面積74,000坪で、製粉工場、製油工場、糖質工場、穀物サイロ、コージェネレーション設備、バイオマスボイラ等を主な設備としている。これまで同設備では、石炭ボイラーで発生させた蒸気を利用して発電を行い、さらに発電に使用した蒸気を植物油や糖質製造工程の加熱にも利用。高効率な燃料エネルギーの活用による環境負荷低減に取り組んできた。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事