日揮、住友化学の高効率ガスタービン発電設備受注 年24万t超のCO2削減

  • 印刷
  • 共有
住友化学 千葉工場全景(出所:住友化学)
住友化学 千葉工場全景(出所:住友化学)

日揮ホールディングス(神奈川県横浜市)は12月11日、国内エンジニアリング事業会社の日揮(同)が、住友化学(東京都中央区)千葉工場に新設する高効率ガスタービン発電設備の設計・調達・建設・試運転役務を受注したと発表した。納期は2023年秋を予定。同設備の導入により千葉工場では年間24万トン以上のCO2排出(総排出量約20%に相当)が削減される見込み。

住友化学の温室効果ガス排出削減に向けた取り組みの一環として、現在千葉工場(千葉県市原市)で運転している石油コークス発電設備を廃止し、CO2排出係数の低い液化天然ガス(LNG)を燃料とする高効率なガスタービン発電設備に切り替える。今回新設するのは、出力45MW以上のガスタービン発電設備と、排熱回収ボイラ(蒸気80トン/h以上)。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事