大成建設、環境配慮型コンクリート・二次製品の商品開発を加速 研究会設立

大成建設(東京都新宿区)は、1月12日、環境配慮コンクリート「T-e Concrete(R)」普及に向け「T-e Concrete研究会」を設立したことを発表した。同社ほか土木・建築資材メーカー8社が参画。研究会を通じて土木構造物用部材や建築物内外装建材など、多様な商品開発を加速する。
2014年に同社が開発したT-e Concreteは、普通セメントの代わりに産業副産物の高炉スラグやフライアッシュなどを混合したコンクリート。その製造過程で発生するCO2排出量を、従来の普通セメントを使用する一般的なコンクリートと比較して最大で80%削減できるという。また、高炉スラグなどを大量に使用することから、資源の有効利用にも貢献できる。
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