東京建物など、オフィスの空調をAIで制御 約5割の省エネ効果を確認

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オフィスでのAIによる空調制御の実証実験システム構成図(出所:東京建物)
オフィスでのAIによる空調制御の実証実験システム構成図(出所:東京建物)

東京建物(東京都中央区)、TOKAIコミュニケーションズ(静岡県静岡市)、内田洋行(東京都中央区)は1月19日、オフィスの空調をAIで制御する実証実験を実施し、温度ムラの解消と約5割の消費エネルギー削減効果を確認したと発表した。

東京建物八重洲ビル7階のオフィスフロアで夏と秋の空調を対象に実施。オフィスフロアに65個の無線センサーを設置し、これらのデータを基にAIがフロアの39台の空調機制御を行った。AIの事前学習を行った後、2020年7月27日~11月27日の期間に、フロア全体が26℃を中心に±2℃の範囲を維持するようにシステムを設計・運用。無線センサーは、ワイヤレス通信の技術を用いて、立って仕事をする場所や座って仕事をする場所などに合わせて、オフィスワーカーが温度を体感できる位置に設置したという。

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