宮崎で「焼酎廃液」から燃料用エタノールを製造 1200リットル/日

マンション管理業の穴吹ハウジングサービス(香川県高松市)は4月7日、宮崎県日南市に、焼酎廃液(焼酎かす)から燃料用エタノールを製造する「焼酎バイオエナジー宮崎日南工場」を開設した。処理能力は1日当たり最大15トン。同約1,200リットルのエタノール燃料(70wt%)と、約2トンのペレット燃料を製造できるという。製造した燃料は全量場内で使用する。
焼酎造りが盛んな宮崎県では、焼酎の製造工程で発生する焼酎廃液の処理が課題となっている。大手メーカーでは工場内に焼酎廃液の処理設備を導入し、飼料・肥料化しているケースもあるが、設備投資が難しい会社では1トン当たり1万円近くを支払い業者に処理を依頼し、廃液処理コストが収益圧迫の要因の一つとなっているという。
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