Jパワー・JERAなど、石炭火力発電所でのアンモニア混焼技術を確立へ

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アンモニア燃料利用フロー
(出所:NEDO)
アンモニア燃料利用フロー (出所:NEDO)

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は5月24日、石炭火力発電所から排出されるCO2の大幅削減を目指して、燃焼時にもCO2を排出しないアンモニアを石炭と混焼させる技術に関する研究開発と、実証研究に取り組む2件のテーマを採択したと発表した。

研究開発(委託事業)では、既設の石炭火力発電設備へのアンモニアバーナーの導入による石炭との混焼技術の開発を行うとともに、燃料としてアンモニアを安定的かつ安価に調達する可能性について調査する(委託先:電源開発(東京都中央区)など)。また、実証研究(助成事業)では、100万kW級商用石炭火力発電設備において、アンモニア混焼バーナーによるアンモニア20%混焼時の実証運転を行う(助成先:JERA(東京都中央区)など)。

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