旭化成グループ、50年GHG排出量ゼロへ 事業・技術で社会の排出量も削減

旭化成(東京都千代田区)は5月25日、同社グループの温室効果ガス(GHG)排出量目標として、2050年にカーボンニュートラル(実質排出ゼロ)を目指すと発表した。また、中間目標として、2030年にGHG排出量の30%以上の削減(2013年度対比)を目指すことを掲げた。対象はスコープ1(自社によるGHGの直接排出)・2(他社から供給された電気・熱・蒸気の使用に伴う間接排出)の絶対量。
今回、カーボンニュートラルに向けた方針を新たに定め、自社事業活動に伴うGHG排出量削減目標を示した。これまでは売上高あたりの排出量(排出原単位)削減を目標としていたが、カーボンニュートラルへの道筋をより明確にするため、排出「絶対量」削減の目標に改めた。これに加え、「事業/技術による社会のGHG量削減への貢献」にも取り組んでいくことを表明した。
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