海事産業が連携、ゼロエミ船・自動運航船等で技術開発 国交省が4件を採択

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国土交通省は7月27日、日本の海事産業の技術力強化等を図るため、造船所、舶用メーカー等が集約・連携して行う「自動運航船」「ゼロエミッション船」「内航近代化」の3テーマに関する技術開発を支援する事業について、4件への補助金の交付を決定したと発表した。

「ゼロエミッション船」をテーマとする技術開発では、船舶用エンジンなど製造するダイハツディーゼル(大阪府大阪市)と三井E&Sマシナリー(東京都中央区)が提案した「外航船向け水素燃料推進プラントの技術開発」を採択した。この事業では、外航船向け水素燃料の機関の燃焼サイクル、燃焼と燃料噴射の最適条件等を決定するために必要なデータを取得するとともに、燃料供給システム設計に必要な技術を確立する。ダイハツディーゼルは、水素燃料推進プラントに必要な基礎技術に係る研究を進め、水素専焼技術を確立し、外航船向け水素燃料推進プラントの実現に取り組むとしている。

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