昭和電線グループ、製造拠点にPPAで再エネを導入 約20%を賄う

  • 印刷
  • 共有
昭和電線ケーブルシステム(愛知工場)(出所:昭和電線ホールディングス)
昭和電線ケーブルシステム(愛知工場)(出所:昭和電線ホールディングス)

昭和電線ホールディングス(神奈川県川崎市)は9月28日、製造拠点にオンサイト型自家消費太陽光発電サービス(PPAモデル/第三者所有モデル)を導入すると発表した。具体的には、グループの昭和電線ケーブルシステム(神奈川県川崎市)・愛知工場(愛知県豊川市)の屋根に、SMFLみらいパートナーズ(東京都千代田区)が太陽光発電設備を設置し、発電した電力の全量を同工場に供給する。

昭和電線ケーブルシステムは、愛知工場の屋根スペースのうち、約20,000m2を提供し、発電設備で発電した電力の全量を購入して自家消費する。SMFLみらいパートナーズは、発電設備を所有し同設備に関する保守やメンテナンスを行う。設備のパネル容量は2,224kW、年間発電量約220万kWhの電力を供給することが可能となり、同工場の年間電気使用量の約20%を賄う見込み。これにより、同工場の約15%に相当するCO2排出量約956トン(年間)を削減できると試算している。この設備は2022年3月に稼働を開始する予定。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)完了後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事