建材メーカーの大建工業(大阪市北区)は10月18日、環境課題への長期的な取り組み姿勢と方針・目標を定めた「DAIKEN地球環境ビジョン2050」を策定したと発表した。また、同日、環境課題への取り組みの一環として、金融安定理事会(FSB)により設置された「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」の提言への賛同を表明した。
同ビジョンでは、「笑顔あふれる未来」のために同グループの企業活動を通じた環境課題への取り組みをより一層強化することとし、具体的な目標として、2050年までに「温室効果ガスの排出量実質ゼロ」、「廃棄物の最終埋立処分量ゼロ」、「ラワン材の使用ゼロ」の3つのゼロの達成を目指していくという。