ブックオフと東急、鉄道の忘れ物をリユースする実証開始 保管期限切れ対象に

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(左)実証実験のイメージ/(右)不用品買取イベントのイメージ(出所:東急)
クリックで拡大します (左)実証実験のイメージ/(右)不用品買取イベントのイメージ(出所:東急)

東急(東京都渋谷区)、東急電鉄(同)、ブックオフグループホールディングス(神奈川県相模原市)と、その子会社であるブックオフコーポレーション(同)の4社は12月8日、東急線の駅や車内などの鉄道施設で拾得された忘れ物のうち、法的に保管期間が過ぎ、東急電鉄が所有権を取得したものを、ブックオフを通じてリユース品として再流通させる取り組みを開始すると発表した。

この取り組みは、4社が実施する「『モノを捨てない』資源循環型まちづくり」の実証実験第1弾として行われるもので、リユース・リサイクルに関するブックオフのノウハウを活用し、法的に保管期間の過ぎた東急線の忘れ物を、国内外のブックオフグループ店舗網を活用して再流通・再資源化させ、その環境負荷低減効果を検証する。今後はこの結果をもとに、鉄道施設以外の忘れ物などにも対象の拡大を検討する。なお、同実証実験を通じて東急電鉄が得た収益は、再生可能エネルギー100%で走行する世田谷線、SDGsトレインの電力購入などの環境配慮の取り組みに活用される。

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