サニックス、ひびき工場で産廃「廃油」処理許可を取得 再生燃料製造に注力

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サニックスひびき工場外観(出所:サニックス)
サニックスひびき工場外観(出所:サニックス)

サニックス(福岡県福岡市)は12月9日、産業廃棄物処分(廃液処理)を展開するひびき工場(福岡県北九州市)で、新たに「廃油」の許可を取得したと発表した。今回の許可取得に伴い、総工費1億9000万円を投じ新たな設備を導入。油脂製造業や飲食店から排出される、油分の多い廃液の受け入れが可能となった。

同工場では、未利用資源を活用したカーボンニュートラルな燃料の創造に向け、廃液の処理過程で発生する油分を分離回収した再生燃料「再生油Bio」を製造販売している。「廃油」の品目追加により、今後さらに燃料製造に注力する。具体的には収集する廃棄物の幅を拡大し、処理過程で発生する汚泥や油分の燃料化の技術開発に取り組むことで、燃料製造を事業の柱となるよう推進する。

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