村田製作所、フィリピン工場で100%再エネに転換 海外生産拠点初

  • 印刷
  • 共有
(出所:村田製作所)
(出所:村田製作所)

村田製作所(京都府長岡京市)の生産子会社であるPhilippine Manufacturing Co. of Murata, Inc.(以下、フィリピン工場/フィリピンバタンガス州)は、2022年1月1日から、同社グループの海外生産拠点として初めて、使用電力のすべてを再生可能エネルギーに転換する。

フィリピン工場では、再生可能エネルギーの利用促進に向け、2021年5月から生産棟屋根に6,768枚のソーラーパネル(システム容量:2,978kW)を設置している。年間発電量は422万kWh、CO2削減効果は約2,947トンとなる見込みで、発電した電力はすべて自社で利用する。また、フィリピンでは多くの火山があり、世界第2位の地熱発電大国であるため、太陽光発電由来の電力に加え、地熱発電を中心とする再生可能エネルギーも活用する予定だという。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事