FPG 脱炭素への「移行」需要でリースファンド事業案件約2500億円受注

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FPG(東京都千代田区)は12月21日、脱炭素社会への移行に貢献する「トランジション・ファイナンス」の一環として、コンテナ船18隻(総額約2,500億円)を対象としたリースファンド事業案件を受注したと発表した。同社のリースファンド事業における過去最大規模の案件だという。当該コンテナ船の引き渡しを受ける2022年夏以降、順次、リースファンド事業の組成を行う予定。

今回対象となるコンテナ船は、船体の形状やコーティング及びプロペラに船の推進力を高め燃費効率を改善する技術が使われているほか、陸電供給システム(Alternative Maritime Power)など温室効果ガス排出量を削減するための省エネ技術が搭載されている。さらに、温室効果ガスの排出量が少ない天然ガス(LNG)と液体燃料で運転可能なデュアルフューエルエンジンを搭載した最新の船舶で、脱炭素社会への移行に貢献すると見込まれている。

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