千葉商科大、キャンパスにテスラ社蓄電池を導入 再エネを災害時の非常電源に

  • 印刷
  • 共有

千葉商科大学は12月22日、防災機能の向上を図るため、学内建物に蓄電池設備としてテスラ社製「Powerwall」を導入すると発表した。これにより、屋上太陽光発電による電気を災害時などの非常電源として活用できるようになる。導入開始は2022年2月より。

同学は今回、災害時に構内で数時間におよぶ停電が発生した事態を想定し、学生や教職員の一部滞在施設、地域住民の一時受け入れ施設での照明設備とコンセント(モバイル機器の充電など)として利用できるよう検討した。設置する蓄電池はテスラ社製「Powerwall」で、1台あたりの蓄電容量は13.5kWh(最高出力:5kW)。2022年2月から3月に第一期工事が開始され、2022年度中に第二期工事が開始される予定だ。総工事費は約1750万円で、文部科学省「令和3年度私立学校施設整備費補助金」の「防災機能等強化緊急特別推進事業」により実施される。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事