三菱地所、本社でワイヤレス給電の実証実験 22年春に米スタートアップと

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無線給電を用いた空間のイメージ(出所:三菱地所)
無線給電を用いた空間のイメージ(出所:三菱地所)

三菱地所(東京都千代田区)は1月13日、赤外線を用いた無線給電(ワイヤレス給電)プラットフォームを開発する米国カリフォルニア州オークランドのスタートアップ「PHION Technologies Corp.(ファイオンテクノロジーズ)」に出資したと発表した。2022年春をめどに、大手町にある三菱地所本社などにPHION社の無線給電システムを設置し、携帯電話などのモバイルデバイスに給電を行う実証実験を実施する。

無線給電はすでに米国などにおいて、EVバスへの充電テストが開始されるなど、商用化が加速している。日本においては、総務省が2021年度中にも電波法を省令改正し、3つの周波数帯(920メガヘルツ、2.4ギガヘルツ、5.7 ギガヘルツ)を無線給電に割り当て予定であるなど、今後、国内でも普及・発展が見込まれている。

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