窓の断熱性を高める「真空ガラス」のJIS制定 性能見える化で普及促進

経済産業省は1月20日、窓の断熱性を大きく高める「真空ガラス」について、断熱性・減圧の状態・耐候性など、その品質を確保するための試験・検査方法を詳細に盛り込んだ日本産業規格(JIS)を制定したと発表した。
真空ガラスは、2枚のガラス板に挟まれた空間を真空状態に減圧することで熱を遮断するため、「究極の断熱性能を持つガラス」とも呼ばれている。真空ガラスはこれまで、国際規格によって断熱性や耐久性を評価することで市場を拡大していた。今回のJISの制定により、1.真空ガラスの性能が信頼あるものとして消費者に伝わること、2.製造者側も分かりやすい形で一定の性能を維持できること、につながる。
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