富士電機、大容量蓄電池用パワコン発売 充放電時の電力損失を大幅低減

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PVI1400CJ-3/2600(出所:富士電機)
PVI1400CJ-3/2600(出所:富士電機)

富士電機(東京都品川区)は1月19日、再生可能エネルギーの普及拡大に向けて、電力系統の安定化を実現する大容量蓄電池用パワーコンディショナ(PCS)「PVI1400CJ-3/2600(DC1,250V/2,600kVA)」を発表した。同製品は自社製パワー半導体を搭載。これにより、充放電時の電力損失を大幅に低減する。また、新制御方式を採用し、待機時の電力消費量を97%削減する。

電力系統には交流電気が流れており、蓄電池の充放電には電力変換が必要となる。電力変換はPCS内部のパワー半導体のスイッチングで行うが、その際に電力損失が生じる。同製品は、低損失な自社製パワー半導体(IGBTモジュール)を搭載し、高い電力変換効率(最大98.2%)で電力損失を大幅に低減することができる。

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