山梨県・東電・東レ、国内初のP2G事業会社設立 再エネ余剰電力で水素製造

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山梨県、東京電力ホールディングス(東京電力HD/東京都千代田区)、東レ(同・中央区)は2月28日、米倉山電力貯蔵技術研究サイト(甲府市)で共同で技術開発を進めてきた、再生可能エネルギーの余剰電力で水素を製造し貯蔵するP2G(Power to Gas)システムをさらに発展させるため、国内初のP2G事業会社「やまなしハイドロジェンカンパニー(YHC)」を設立した。

新会社では、水素等の製造・供給・販売・エネルギーサービスに関する事業、水素等の製造・貯蔵・輸送に関する技術開発と実証事業、水素等の利用の普及・拡大に係る事業などに取り組んでいく。本格的な業務は2022年4月から開始する。所在地は米倉山電力貯蔵技術研究サイト(山梨県甲府市)内。資本金は2億円で、出資比率は山梨県が50%、東京電力HDが25%、東レが25%。

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