日本郵船、アンモニア燃料に転換できるLNG燃料船のコンセプト設計完了

日本郵船(東京都千代田区)とグループのMTI(同)、フィンランドの船舶技術コンサルタント会社のElomaticは3月3日、アンモニア燃料への転換を前提に置いたLNG(液化天然ガス)燃料船の設計・開発プロジェクトにおいて、コンセプト設計の開発を完了したと発表した。
3社は2021年9月に、LNG燃料船を効率的にアンモニア燃料船に改造・転換することが可能な「アンモニアReady LNG燃料船」の建造を目指し、その設計・開発プロジェクトを開始した。同月から2022年2月末までの期間をPhase1として、LNG燃料を主燃料とする自動車専用船、ポストパナマックスバルカーについてアンモニアReady LNG燃料船のコンセプト設計を実施。今回は主に以下項目について研究し、同時に、今後の技術確立が必要な課題の抽出を行った。
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