東芝、空調等を自動制御するAI搭載装置 JR東海新型車両向けに納入

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制御指令伝送装置。(左)中央装置/(右)メータ表示画面(出所:東芝インフラシステムズ)
制御指令伝送装置。(左)中央装置/(右)メータ表示画面(出所:東芝インフラシステムズ)

東芝インフラシステムズ(神奈川県川崎市)は3月4日、東海旅客鉄道(JR東海/愛知県名古屋市)の在来線通勤型新型車両「315系」向けに、国内初のAIによる自動学習・制御最適化機能を備えた制御指令伝送装置「Hybrid-SiC(シリコンカーバイド)」素子を適用した車両制御装置などの電気品を納入したと発表した。

今回納入された制御指令伝送装置は、地上サーバへ送信された全車両の温度・湿度・乗車率などのデータをもとに、サーバ内のAIが乗務員による空調手動補正などを自動学習した結果をフィードバックすることにより最適化した制御を行うというもの。

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