竹中工務店、低炭素型コンクリートによる排出削減でJ-クレジット認証取得

竹中工務店(大阪府大阪市)は3月15日、高炉スラグを含む低炭素型コンクリート「ECMコンクリート」を適用した福岡県内のオフィスビルにおいて「J-クレジット制度」を活用し、コンクリートによるCO2排出削減量をクレジットとして活用できる認証を受けたと発表した。
J-クレジット制度は、省エネルギー設備の導入や再生可能エネルギーの利用によるCO2等の排出削減量や、適切な森林管理によるCO2等の吸収量を、国がクレジットとして認証する制度。今回クレジットの認証を取得したのは、NEDOプロジェクトの共同開発者である日鉄高炉セメントの本社ビル(福岡県北九州市)で、地下躯体部分をCO2削減に資する「ECMコンクリート」に置き換えたことで、CO2排出削減量64トン分についてクレジットを取得した。
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