JX石油開発、オーストラリアCCS向け公開鉱区に応札

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JX石油開発(東京都千代田区)は3月16日、オーストラリア洋上で実施する二酸化炭素の回収・貯留(CCS)事業について、公開鉱区(豪州公開鉱区)に応札すると発表した。実現すれば、オーストラリアや日本をはじめとするアジア太平洋地域の各地から輸送した液化CO2を、洋上浮体式ハブ設備から地下に圧入し、長期貯留することができる。

同鉱区は、オーストラリア沖合に位置しており、アジア太平洋地域におけるCCS事業の貯留候補地のひとつに見込まれている。また、同社は、オーストラリアにおける洋上浮体式CCSハブ・プロジェクト「CStore1」の共同スタディを、豪州CCS企業のディープシー・ストアらとともに実施しており、同鉱区がCstore1の開発コンセプトに合致していることから、今後、CStore1の貯留候補地としての検証の実施も想定しているという。

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