出光興産、カーボンリサイクルでアスファルト舗装 排ガス中のCO2を固定化

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石炭・環境研究所入口の完成道路(出所:出光興産)
石炭・環境研究所入口の完成道路(出所:出光興産)

出光興産(東京都千代田区)は3月17日、千葉県袖ケ浦市にある同社石炭・環境研究所内に、ボイラー排ガス中のCO2を固定化した合成炭酸カルシウム(炭酸塩)を用いたアスファルトの試験舗装を実施したと発表した。

今回、試験舗装に用いた合成炭酸カルシウムは、ボイラー排ガス中のCO2と、コンクリート廃棄物に含まれるカルシウムを合成するカーボンリサイクル技術により製造したもの。従来、使用されている粉砕石灰石(天然炭酸カルシウム)の代わりに合成炭酸カルシウムを使用することにより、道路へのCO2固定化を実現するとともに廃棄物の有効活用に貢献する。

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