東芝ESSら、再エネアグリゲーション実証事業完了 発電量予測等で成果

東芝ネクストクラフトベルケ(TNK/神奈川県川崎市)と東芝エネルギーシステムズ(東芝ESS/同)は3月29日、TNKをコンソーシアムリーダーとして取り組んできた、発電量が変動しやすい再生可能エネルギーを束ねて制御する「再生可能エネルギーアグリゲーション実証事業」が完了したと発表した。今回の実証で得た成果や知見をもとに、2022年春から再エネアグリゲーション事業を開始する。
今回の実証では、コンソーシアムメンバーが有する太陽光・風力などの再エネ設備(全国10エリア、合計出力約1GW)や蓄電池を使用して、アグリゲーターごとに、各電力エリアの再エネ設備で発電バランシンググループ(BG)を組成し、発電量予測精度の評価やインバランス回避の評価、収益性の評価を実施。また、コンソーシアムを仮想的な巨大アグリゲーターとみなして、同様の評価を行った。
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