福島に「EVバッテリー・ステーション」完工 リユース電池84台分収納

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EVバッテリーステーションのコンセプト(出所:住友商事)
EVバッテリーステーションのコンセプト(出所:住友商事)

住友商事(東京都千代田区)は3月29日、日産自動車(神奈川県横浜市)との合弁会社であるフォーアールエナジー(同)と共同で、電気自動車(EV)のリユース蓄電池を大規模な電力用途に適用する技術開発を進め、福島県浪江町のフォーアールエナジー事業所内に「EVバッテリー・ステーション浪江」を完工したと発表した。

「EVバッテリー・ステーション」は、回収したリユース蓄電池を保管し性能を管理すると同時に、蓄電センターとして電力系統向けの需給調整サービスなどを提供する循環型の事業モデルだ。同設備は4月より本格的な運用を開始し、同技術の設計や有用性・信頼性の検証を行ったうえで、2024年には需給調整市場向けの大型蓄電事業を立ち上げる計画だという。

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