大阪・能勢町の地域新電力とオムロン、蓄電池制御の実証実験を開始

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実証実験では、1月に能勢町庁舎に導入したPPAモデルによる自家消費型太陽光発電と蓄電池を活用する(出所:能勢・豊能まちづくり)
実証実験では、1月に能勢町庁舎に導入したPPAモデルによる自家消費型太陽光発電と蓄電池を活用する(出所:能勢・豊能まちづくり)

地域新電力の能勢・豊能まちづくり(大阪府豊能郡能勢町)とオムロン ソーシアルソリューションズ(東京都港区)は3月31日、地域内での需給安定化に向けた、蓄電池最適制御システムの開発に向けた実証実験に共同で取り組むと発表した。

実証実験では、能勢町役場に設置した太陽光発電設備(出力26.39kW)と蓄電池(容量16.4kWh)を活用する。同設備は能勢・豊能まちづくりが1月にPPAモデル(第三者所有モデル)として能勢町庁舎に導入した。災害時に備えて蓄電量を確保しつつ、太陽光発電によって発電した電力のうち、庁舎内で昼間に消費しきれない電力を蓄えて夜間等にも活用できるように運用するなど、柔軟な制御を行うためのシステムの有効性を検証する。

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